【歯のコラム】歯周病予防は何歳から意識すればいいの? 歯周病 予防 何才から
こんにちは、浜松市鹿谷町の鹿谷デンタルクリニックです。
「歯周病って年をとってからの病気でしょ?」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、歯周病のリスクは思っているよりもずっと早い時期から始まっているのです。
歯周病予防は何歳から意識すればいいの?

◆歯周病のはじまりは中学生から
小学生の間は、保護者による仕上げ磨きや学校での歯磨き指導、フッ素洗口など、大人が関わるお口のケアが多くあります。
ところが中学生・高校生になると、自分でケアをするようになり、甘いお菓子やジュースなどを自由に摂るようになることで、急に環境が変わります。
このタイミングで歯みがきの習慣が乱れると、歯ぐきの炎症が始まってしまうのです。
◆思春期性歯周炎とは?
特に小学校高学年〜中学生の頃には、「思春期性歯周炎」といって、歯ぐきが赤く腫れたり、出血するなどのトラブルが見られることがあります。
これは、女性ホルモンの変化や歯みがき不足が影響していると考えられています。
◆小さいうちからの習慣づけが大切
中学生になってから急に「ちゃんと歯を磨きなさい」と言っても、なかなか難しいものです。
だからこそ、小学生のうちから自分でしっかり歯を磨く習慣を身につけておくことがとても大切です。
たとえば:
- 歯科医院での定期的な歯みがき指導
- フロス(糸ようじ)の使い方を覚える
- 甘いものやジュースの摂りすぎに気をつける
など、無理なくできる習慣を少しずつ取り入れていきましょう。
思春期の歯ぐきトラブルは、早めの予防と習慣づけが何よりも効果的です。
「まだ子どもだから大丈夫」ではなく、「今のうちからできることを少しずつ」と意識して、お子さまの歯ぐきの健康を守っていきましょう。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
鹿谷デンタルクリニックは、患者さま一人ひとりと丁寧に向き合うことを大切にしているクリニックです。
歯の事で、少しでも気になることや、お悩みの事がありましたら、まずはお気軽にご相談下さい。
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