
保険治療ではない自費治療は、保険がきかず、歯科治療費が10割負担となります。しかし、先進医療や高度な体に良い材料を使用します。保険治療の範囲では適応外の質の高い治療を提供できます。
機能性、審美性、生物学的要素、長期性の分野ですべてにおいて保険のものより優れています。費用は高いですがそれに対する対価ははかりしれないものがあります。ただ単に銀歯を白い歯にするだけではありません。体にアレルギー性のない材料を使用したり、入れたときの精密さが全然違います。わたしはこの精密さが何よりも重要であると確信しています。見せ掛けの白い歯で隙間があるようではすぐにダメになってしまいます。本当に健康な状態にするということはこの精密さがなければ実現は出来ません。しかし、この精密さは残念ながら患者さん本人には分からないので、隙間が少しあってもわかりません。当院ではこの精密さにとことんこだわりをもって、治療をさせて頂いておりますので、自信をもって提供をすることができます。
治療後に質の高い生活を送っていただきたい。本当に患者さんのために治療をしたい強い思いで治療をさせていただいております。

鹿谷デンタルクリニックでは、患者さんにベストな治療をご提供したいという強い思いがあり、保険の治療は当然のことですが、先進医療の自費の治療にも力をいれています。自分の大切な体にとって最善の治療を希望される方は、鹿谷デンタルクリニックにお気軽にご相談ください。
保険治療での白い歯の特徴
保険の白い歯の特徴をお話しします。保険の白い歯はCAD/CAM冠というもので、前歯や小臼歯に適応されます。7番が上下左右4本そろって咬合に無理がない場合に限って上下左右の6番に適応となります。ですがこのCAD/CAM冠は問題だらけで、私に限らずほとんどの歯科医師は患者さんにお勧めできるものではありません。
その理由を以下に示します。
保険治療の白い歯を
おすすめしない理由
- 割れやすい
- プラークが付きやすい
- 外れやすい
- 歯を削る量が多い
理由は以下です
- 1. 割れやすい
- 保険の白い歯はプラスチックです。プラスチックに混ぜ物しているだけです。
ですからプラスチックの特性で時間が経てばすり減り、形が変わります。時間の経過とともに劣化します。
混ぜ物しているので靭性に劣ります。脆くなります。ですから大きな力が加わると、欠けないで割れます。
割れて脱落します。耐摩耗性を向上させるにはプラスチックに混ぜ物しないといけませんから、これは仕方がありません。
接着も本当に弱くて、よく外れます。ですからかけて外れないならまだしも、割れたら、確実に外れます。
欠けて取れない、と言ったことはありません。確実に割れて、外れます。
患者さんからすれば『壊れるものを入れられた。』と被害者意識が湧き上がる方がいると思います。でもこれは仕方がないのです。保険で決められたものです。
- 2. プラークが付きやすい
- また、プラスチックの性質で、プラークが付きやすい特性があります。これは例えば瀬戸物のお皿と、プラスチックのお皿ではどのように違うか考えると分かります。瀬戸物のお皿は何回洗っても汚れがキレイに落ちますよね。プラスチックの皿使い続けるとは小さな傷がついて表面から光沢が無くなり汚れが付きやすく、洗っても汚れが取りにくくなりますよね。これと似たものです。
先ほどもお話ししましたが、プラスチックは割れませんが、CAD/CAM冠の材料は耐摩耗性向上させるためにプラスチックに混ぜ物しているので脆くなっています。割れます。
プラークが付きやすいので、虫歯、歯周病の原因になります。きちんと歯磨きができるならプラークは残らないのですが、歯磨きができていなかったので被せることになっている方が殆どです。人は習慣をなかなか変えることができません。結局被せても磨けないので、CAD/CAM冠の縁からまた虫歯になってしまう方が沢山います。
- 3. 外れやすい
- 歯とプラスチックを接着させるには難しいのです。くっつきが弱いのです。20~30個に一つ外れます。
- 4. 歯を削る量が多い
- CAD/CAM冠の材質は脆いので、もろさをカバーするためにはCAD/CAM冠を厚く作らなければいけません。そこで、歯を大量に削る必要性が出てきます。
割れて外れたものです。側面に茶色く汚れがついているのが分かります。プラスチックの特性です。
ここまで読んでくれた方はどのように思いますか?
とてもじゃないけど自分の口の中に入れられるものではありません。ですから自分の家族、親兄弟にも入れません。従業員の口にも入れません。
当院ではCAD/CAM冠の欠点を全て克服している被せ物をお勧めします。フルジルコニアクラウン、ジルコニアボンドクラウン、メタルボンドクラウン、e-maxクラウンをお勧めします。
